もうおわかりでしょうが、アセビの枝葉には神経を麻痺させる“アセボトキシン”という有毒物質が含まれているのです。ただし、食べない限り触れても無害ですのでご安心ください。鹿で有名な奈良公園はアセビが多く植えられていることでも知られていますが、これは普通の低木類だと鹿が食べてしまうところ、アセビの毒性を知っている鹿は手をつけないからなのです。
ブランデーグラスにも似た鈴なりに咲く花の姿が親しまれて、最近では、早咲きの“クリスマスチェア”をはじめ、色もピンクや紅色、黄色の花をつけるものなど数多くの園芸品種も開発されています。
そうはいっても、やはりアセビといえば、万葉、そして奈良を思い起こさせます。
そんな万葉時代を偲んだ一句。 |