初夏から夏にかけ、明るい花を咲かせるザクロ。
ザクロといえば、甘酸っぱい真紅の実がぎっしり詰まった果実がまず思い出されますが、花木としても、庭木や鉢植えで古くから親しまれています。オレンジ色の花が濃緑色の葉に映え、エキゾチックでしゃれた雰囲気をかもし出してくれるザクロは、洋風ガーデンにも、日本式庭園にもマッチするため、最近あらためて人気が高まっているようです。
ザクロには花を愛でるための「花ザクロ」と果実を取るための「実ザクロ」があり、花ザクロは園芸品種が多く、花の色も赤、白、黄、黄白、斑入りなど変化に富み、八重咲きもあります。
原産地はイラン、アフガニスタンなどの西アジアですが、古くからヨーロッパや中国に渡り愛好されたことは、ソロモン王の宮殿の飾りやツタンカーメン王の墓にザクロの文様が刻まれていることからもうかがわれます。 |