日本産のヤマボウシ(山法師)という花木に似ていることから、アメリカヤマボウシとも呼ばれますが、アメリカ名は“ドッグウッド”。かつてこの本の皮を煎じてつくった薬で犬の皮膚病を治したことがその由来です。ハナミズキには解熱や強壮に優れた効果をもつキニーネ(マラリアの特効薬としても有名)が含まれており、開拓時代のアメリカでは薬剤としても重宝されました。
4月下旬から5月ごろ、白やピンク色に一面に花開く様は、どこか散ってしまった桜の華やかさを思わせますが、実は花びらに見える部分は花ではなく、花を支える“総苞”という部分で、本当の花は真ん中に固まっている小さな緑色の部分なのです。
桜のお花見が終わり、公園が静かになったころ、のんびりと“ハナミズキ観賞”に出かけてはいかがですか?
そんな雰囲気の一句。 |